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前回、生まれて初めて心療内科の門をくぐって「あんたはな、適応障害なんだよ!」ってお医者さんから宣告を受けたことについて書きました。
あれから1か月。
その間、2度目の診療を受けに行きました。
そこで先生に伝えたのは
「症状は悪化はしていない。てか改善気味である。だけどそれが処方された薬の効果なのか、周りのストレス環境の改善によるものなのかはよく分からない」ということです。
実は今回、心臓から身体症状が出始めたトリガーとなった大きな事情(背景)があったのです。それはまぁ簡単に言うと「人の言葉や意思が通じない狂人からのクレーム」であり、ある意味その狂人も病院に行かなくてはならない病気レベルの本当の狂人だったわけで1日に10回も20回も同じ内容の電話がかかってきて、さらに同じ内容どころか自分の心の中で物語を作り上げてどんどん新たなクレーム内容(全く事実に反する架空の想定をベースにしたもの)を膨らませてくる、という非常に厄介な人物だったのです。1か月くらい毎日そういう状況でした。ところがある日突然その人物からの連絡が途絶えました。理由はわかりません。
ただ毎日のその不安が理由は分からないまでも突然消えたことはやはり心理面で大きい。
とはいえその事情がトリガーになったのは間違いないのですが、身体症状が出たのはその一つの要因だけではなく、様々な要因が絡みあっていました。いろんな要因が少しずつコップに溜まっていって溜まっていって、ついにそこから水があふれた時、脳がポンッと誤作動して身体症状が発生する。一度発生したら周りの環境が改善したからと言ってすぐには収まらない、というやつです。
そこで私は支店長に事情を説明し、それで効果があるかどうかは分からないけれど、と前置きしたうえで一つのお願いをしました。
そのお願いというのは
「午前中は出社して仕事する、午後は部屋に帰ってテレワークとする」というものでした。
正直、出社してもテレワークしてもどちらにもストレス要因はあるのです。
それまではコロナのこともあるので基本的には火曜水曜はテレワークで月木金は出社、というような漠然としたスケジュールでやっていたのです。
だけど毎日それを混ぜることでもしかしたら気分転換も含めて改善の方向に進むかもしれない、という自己判断です。
支店長はあっさりと快諾してくれました。「自分の身体のためにいいと思うようにやってください」というありがたいお言葉をもらい、その後今に至るまで基本的にその生活を続けています。
そして今のところ、身体症状は落ち着いていて15年前のような呼吸困難で倒れるとかのひどい状態には至っていません。
でもね。。。一つだけおかしな状況が残っているんですよ・・・
それは、トイレ・・・。
トイレに入ると胸がぞわぞわし始めるんです・・・。
姫路の単身部屋のトイレ、広島のおうちのトイレ、会社のトイレ、駅ビルの公衆トイレ。
どこであれ、トイレの個室に入ったらその瞬間、即座に胸がおかしくなるのです・・・
2度目の診療の時に先生にそのことを話したら「あー、そういうことありますよ」とのことでしたが、なぜトイレ・・・?
パニック障害だったのかどうかは別として15年前は電車に乗ると呼吸がおかしくなり始めました。
特に私は閉所恐怖症とかいう自覚は全くないんだけど・・・トイレの何がいけないの???
あ・・・もしかして将来私はトイレで死ぬのかな?
それを予知しているのかな?
そっかー。これは家族に伝えとこうっと。
このブログを始めた2006年当初。
私の身体に異変が起こったことの話題をかなり書きました。
心臓がおかしくなって、終日脈が異様に早くなって、少し歩いただけで胸が苦しくなって、電車に乗っていると呼吸困難状態になって立っていられなくなって・・・。
いろいろお医者さんで診てもらったけど原因不明で、結局広島市民病院に2泊3日で検査入院して動脈から心臓にカテーテルを通して造影剤ぶちまけて調べてもらって、その結果先生に言われた言葉は衝撃の・・・
「こんな元気な心臓久しぶりに見たよ」
「自信持ちなよ」
当時、職務内容が変わったこともあって相当のストレスがかかっていたのも確かでしたが、それとこれとは別物と思っていたのですが、結局あの時の身体の異変はいわゆるパニック障害だとか、そういった方面の一種の「うつ」状態だったんだろう、ということで自分の中でけりを付けました。
というのもその検査の後、あれだけ苦しんでいた身体の不調が収まってしまったのです。
だからその後そっち系の医者に行くこともなく、今まで15年間普通に過ごしてきました。
ところだがここ1か月ほど前から再びやってきたのです・・・心臓の異変が・・・。
最初は朝起きてトイレにこもっているときなどに心臓のあたりが何となくぞわぞわとする感じ。
これはきっとあれだ、いわゆる「嫌な予感」とか「虫の知らせ」とかあっち系の兆候だ、と思っていました。現にその日の仕事でとても嫌なことが起こったりしてその意を強くしていたのですが、そのうちその胸のぞわぞわがほぼ毎日起きるようになってきました。それでも仕事が終わって部屋に帰るとそんな症状は嘘のように消えていたものが、だんだん土日も関係なくなってきました。15年前ほどではないまでも脈も早い状態になってきました。
そして広島に帰って家族の顔を見てすっかりリラックスしている状態でもその胸の違和感が消えなくなってきてしまったのです。
さらにここ最近、社内で相当強度のストレスを感じる状況を連日抱えています。
これはよくない兆候だ。
でも、俺知ってるもん。
15年前にこれ経験してるもん。
これは心臓の病気ではない。
15年前は「心臓がおかしい!」「狭心症?心筋梗塞?」こう言った不安が不安を呼び込んでまさに負のスパイラル現象。
今自分の身体に起きている現象は15年前に経験した初期症状に近い。
またぶり返したのか・・・。
今抱えている強度のストレス案件・・・これ、相当きついからなぁ・・・体が悲鳴を上げだしたんだろうなぁ。
それはそれで残念だけど、自分の状況を認識できているだけずいぶんマシです。
でもこれを放っておくと、さらに症状が悪化して呼吸困難とかが出てくる可能性があるということか・・・
そんな折、世間では
「深田恭子が適応障害で休業」
「大坂なおみが永年うつ病だった」
などなど有名人の心の病気を報じるニュースを見る機会が増えてきました。
自分も一度はっきりとした診断を受けたほうがいいのかな・・・
まずは一度社内の心理カウンセリング(うちの会社、こういうところもあるのです)を受けてみました。
そこで自分が今抱えている苦しみとかを話すことで少しはましになればいいな、と思っていたのですが、正直これといった即効性はなし。ただ、その際にカウンセラーさんから言われた言葉、
「自分のかかりつけのお医者さんを作って、お薬を手元に置いておくだけで効果がある人っていますよ」
うん、しょうがない。ここは自分の状態をはっきりさせるためにも一度思い切って「心療内科」の門をくぐってみよう。
そう思って先日6月2日。
意を決して初めて診断を受けに行ってきました。
問診表の記入に20分、先生との会話が約30分。
そしてだされた診断結果は
「中程度の適応障害(薬物治療を要する)」
ようやく自分の状態が明確になりました。
ある意味すっきりです。
この件に関しては複雑な要因もいろいろ絡み合っていて簡単ではない背景もありますし、この場で少しずつ書いていこうと思います。
でも今はただ一言。
「おれ、深キョンと一緒だあぁぁ(^o^)/」
緊急事態宣言を受けて広島に帰ることなく姫路で一人寂しく過ごしています。
昨日は久しぶりに青空が見えて気持ち良かったので朝の内から散髪とか用事を済まそうと姫路駅近辺へ歩いて向かいました。
その道中、外堀沿いの遊歩道を歩いていて、たまたまそれを見つけました。
柵から首を伸ばして水の中に何かいないか何気なく覗いた視線の先にそれを見つけてしまいました。
1羽の子カラス。おそらく巣立ち後間もない個体。
水深は浅い場所でしたが半身を水に浸からせて呆然としています。
まずいな・・・
飛翔能力が一定以上あれば何てことないシチュエーションだけど、おそらくあの幼鳥にはまださしたる飛翔能力は備わっていない。しかも全身びしょぬれに浸かっている・・・。これはちょっとダメかもな・・・。でもこれも自然の摂理。私にはどうすることもできないよ。
本当に物理的にどうしようもないので私は後ろ髪引かれる思いながらもそのまま街へ歩を進めました。
近くの木には親と思われる2羽のカラスが静かにこちらの様子をうかがっていました。
散髪とかいろいろの用事を済ませて再び部屋へ戻る際に先ほどの場所を通ったのはあれから2時間以上経ったお昼ごろ。
想像はしていましたがさっきの子カラスはまだ同じ場所で呆然としています。そして見下ろす私の方をびしょびしょの体でじっと見上げています・・・。2時間以上同じ場所にいて動けないということはもう見込みはないです。
だめだだめだ、そんな目で俺を見るな。だって本当にどうしようもできないよ、ごめんな。おまえはついてなかったんだよ。
多分明日には彼はあっちの世界に旅立っているでしょう。残念だけどこればかりは仕方がない・・・
もやもやしながら部屋へ戻ろうとした私の頭の中に、ふとある思いが浮かびました。
去年もこの時期に部屋の前の側溝に落ちたハクセキレイの雛がいて、その子を救い出すために百均で虫取り網買ってきたよな。それ、まだ部屋にあるよな。もしかしてあの虫取り網で届くだろうか・・・いやでもあの水面までははっきり言って結構な高さがある。・・・さすがに無理だよ・・・。
でも・・・。
やってみなきゃ分からないじゃないか!!
一度部屋に戻って虫取り網をもって再び戻ってきました。
柵を乗り越えて向こう側へ。
当然そのまま手を伸ばしたところで全く届きません。
足場らしい足場もないけれど土手の凸凹に足を引っかけて体を下ろします。
・・・ずるっ!!
やばい、足が滑って落ちかけた・・・
やっぱ無理だ。
子カラスはそんな私の姿を水の中から不思議そうな顔でじっと見つめています。
頭上から大きな生物が迫ってきてるのに逃げようとする素振りがありません。もうそんな体力がないのかな・・・
相変わらず近くの木では親カラスがこちらの様子を窺っています。たぶんもう運命を察知して諦めているのでしょう。未練だけはあるのでその場を離れられないでいる、という感じでした。
仕方がない。ラストチャンスだ。もう一度だけチャレンジしてみよう。
鉄の柵の一番下の部分を右手で握ってほとんど足場にもならない凹みに足先を突っ込んで、完全に片手一本でぶら下がった状態になって左手に持った虫取り網を精一杯伸ばしました。
するとギリギリで水面に届いたのです!
いける!!
そのまま子カラスをすくいあげます。
子カラスは初めて抵抗を試みました。
ぐわー!って鳴いて暴れましたが、何とか網の中に確保!
右手一本でぶら下がった私は左手一本で子カラスを救いあげて上の遊歩道に放り出しました!
びしょびしょの子カラスはもんどりうって転がりましたが何とか体勢を立て直してよたよたと遊歩道の上の方へ上がっていきました。
再び柵を乗り越えて戻った私の方をキョトンとした顔で見ています。
・・・そうだよ、俺はお前の命の恩人だよ。
この時意外な状況が発生しました。
さっきまで運命を察知してか比較的静かに近くで状況を見守っていた2羽の親カラス。
子カラスを陸上に救い出した瞬間に大騒ぎを始めたのです。
ガーガーグワーグワー!!!と大騒ぎして私の頭上を飛び回り始めたのです。
うん分かってる、ここから先は親の責任だよ。
あとは任せたからちゃんとお世話するんだよ?
でもな、一つだけ言っておくけど、俺、この子の命の恩人だよ!!? そこ分かってるよね!!??
さっきまで諦めてたくせに救い出された瞬間に私のことを子供に襲い掛かる敵とみなしたのか執拗に威嚇を続ける親と、相変わらずキョトンとした子カラスを残して、
「生きろ!」
そう言ってスーパーヒーローぽっぺけはその場を去ったのでした。
今回の私の行動については・・・
正直言って自然の摂理に反した行動だったのかもしれません。運命に逆らった行動だったのかもしれません。
でも、目の前で消えかかっている小さな命の灯を救い出せる可能性があったのなら、やっぱり放っておくことはできませんでした。
(後日談)てか数時間後談。
その数時間後、大丈夫かな、と気になってもう一度その場所に戻ってみました。
さっきの親ガラスが再び大騒ぎを始め、私に猛烈な威嚇を仕掛けてきます。
他に通りかかる人にはさほど目を向けないのに、明らかに私個人に向けて威嚇してきます。
カラスは個人を認識できるんだよな。
でも、これだけ騒ぐということは子カラスは「いる」ということだよな・・・
しばらくその辺をぶらぶらしていると、見つけました。子カラス。
だいぶ羽も乾いて心なしか足取りも軽くなって短い距離ながらちょっと飛びました。
もう安心だね。
それにしてもおい、親カラス、完全に命の恩人である私を個別に認識してほかの人には仕掛けない威嚇をこちらに向けてきてるよね?知ってる?そういうのを人間の世界では「恩を仇で返す」っていうんだよ?
まぁいいや、子カラス君は覚えているよね、命の恩人のこと。そしていつか何らかの形で返してくれるよね?待ってるよ!
相変わらずコロナの勢い衰えず、衰えたと思わせておいてまたぶり返すの繰り返し。
そんなこんなでこの4月から再び週2日ペースのテレワークが復活しています。
テレワークは誰にも見られていないという気楽さの一方で緊張感の維持が難しく、一長一短といったところですね。
で、そのテレワーク中は基本的にテレビは付けないのですが、何も音がないのも寂しいので小さな音で音楽を流すようにしています。流す音楽は自分の好きな音楽にしてしまうと聞き入ってしまって仕事に集中できないので、AmazonMusicとかYoutubeMusicとかで最近の流行り歌とかをランダムに再生するフリーのやつを流したりしています。
去年の12月くらいからそういうのを聞くようにして初めて「うっせぇわ!」ってがなり立てる歌が流行っていることも知ったし、ドルチェ&バッガーナがどうしたとかそういう話題の元歌の存在を知りました。
そんな中で、時々「おっ?」と私の琴線に触れるものがあるんですね。
最初に気になりだしたのはYOASOBI。
紅白に選ばれる直前のタイミングで初めてその存在を知って、これいいな・・・と。
最初に琴線に触れたのは「群青」でしたね。あの合唱部分。
発売されたCDは速攻で買いました。
その後、愁いを含んだ何とも心地よい歌声でカバー専門でいろんな曲をアップしているダズビーという女性シンガーの存在を知って、そこから彼女が歌う曲の元歌やその作者に興味を持ったり。ちなみにそのダズビーちゃんは韓国在住の純韓国人とのこと。日本語ペラペラなのはどうしてなのか、背景はいまだ知りえていませんが。
で、そのダズビーちゃんがCDを出しているのを知ってこれも速攻で買いました。が、聞いてみるとそのCDに入っている曲は総じてアップテンポの楽しげなメロディーが多くて・・・正直彼女の声質には合ってない・・・彼女の声は愁いを含んでちょっと悲しげな声質なのに、当時はその自分の魅力に気づいていなかったんだろうな。
CDはいまいちでしたが、Youtubeにアップされているその名も「声」とか「それがあなたの幸せとしても」とか声質と曲調が見事に調和していて最高です。
そしてそのダズビーちゃんがカバーしていた「たばこ」。この曲もいいなー、と思って元歌を作ったのがコレサワという女性シンガーであることを知りました。そこからコレサワさんの他の曲もすごくいいものが多いことを知って、これもCD一気買いしました。ターゲットは10代20代の女性だと思われるのですが、50代後半のおじさんにも刺さります(*^_^*)
そして最近急激に心奪われてきたのがずっと真夜中でいいのに。。
先のYOASOBI、ヨルシカと合わせてなんでみんな夜やねん、という3つのうちの一つ。
一番よく聞く「正しくなれない」とか「秒針を嚙む」は正直言ってそこまで心は動かなかったのですが、「勘ぐれい」「暗く黒く」あたりでそのMV映像と合わせもって「おおっ!?」思うようになりました。かなり独特の世界観で作詞作曲ボーカル全部ひとりで作るACAねさん、正直いって歌詞は何言ってるのかさっぱり分からない抽象的なものが多いのですが、「Dear Mr.「F」」にとどめを刺されました。
この曲、ラストで泣きます。何度聞いても泣きます。
ということで彼女(たち)のCDも一気買いしているところです。
ここ数年、新たに好きになる音楽がほとんどない状態だったのに、テレワークのおかげでやたら「好き」が増えてきましたよ。
テレワークは仕事面では一長一短ですが、自分を広げる面でいいことありました。
「3.11」
日本人にとって決して忘れることができない、そして決して忘れてはいけない日のことです。
もうすぐ10年になりますね。
被災者の方々の苦しみは今でも癒えないと思います。
「2.11」
日本人にとっては建国記念日として嬉しい休日の一つです。
しかしこの日は私にとって特別な日でもあります。
2006年2月11日。
私は初めてこの「ブログ」というものを開設し、自分の言葉を公共のネット回線に載せて不特定多数に向けて発信しました。
当初の目的はあくまで禁煙を達成させるための決意表明であり、その決意を不特定多数の見えない人たちに監視してもらうことを期待して始めたものです。
そしてその目的は意外にもあっさり達成されてしまいましたが、その後もだらだらと駄文を垂れ流しつつ、自らの備忘録としての価値を見出しながら延々と続けてきました。
そう、私にとってこのブログは人生の中でも決して忘れてはいけない大きな大きな相棒なのです。
その誕生日である2.11。
15周年というこのブログの誕生日を忘れていました・・・。
この事実に気づいたとき、結構ショックでした。
ひと頃は私の中で「文章を書きたい!」という強い欲求が渦巻いていて、このブログの更新がライフワーク的な存在になっていたのですが、やはりあれですね、ツイッターというお気楽SNSの誕生で潮目が変わってしまいましたね・・・。
思ったことを瞬間的、条件反射的に気楽にツイッターで発信できてしまうことでブログの存在価値が薄れてしまいました。
ブログの場合は、書く際にはそれなりに腰を据えて「よし、書くぞ」という気持ちの面と、PCの前に座ってログインして、というハード面の準備が一定程度必要なこともあってだんだんとツイッターの方ばかりで済ませてしまうようになってしまいました。
・・・でもね。
ブログのいいところは絶対にあるんですよ。
私みたいにまとまりのない長文をだらだら書き連ねるにあたってはツイッターは向かないし、そもそもブログは日記として過去の記事をいくらでも遡ってチェックできる。あの時俺はこんなことを考えていてこういう文章を残していたんだな、とか、あの頃、意外と面白いこと書いてたんじゃん、とかへたくそな文章だな、とか思い返すのもまた楽しいものなのですよ。
なので、ブログはやめませんよ〜〜
曲がりなりにも15年も続けてきたんだもの、やめたりしたらもったいない
これからは記事の冒頭に運営から強制的に広告を載せられることがない程度に更新できたらいいな(;'∀')
さてさて、本日のフェニックスリーグの試合をもって、今年のNPBの日程はすべて終了となりました。
今さらではありますが、今年のカープについてざっとおさらいしておきましょうか。
今年はとにもかくにもコロナに始まり、そしてコロナに終わった。・・・いやまだコロナは終わっていないが。
ということで3月末からシーズンインするはずのところ、3か月遅れで6月19日にようやく無観客での公式戦スタート。
この無観客というのも当初は違和感ありありでしたが、慣れてくるとこれはこれでベンチから聞こえてくる選手たちの雄たけびやらピッチャーが投げる際の唸り声とか聞こえてきて別の意味の臨場感が伝わってきてなかなか面白いものでしたね。
ただ、やっぱりいくらチャンスを迎えても、打って点が入っても、スタジアムからの声援が何もない、というのは選手たちにとってモチベーションの面で難しいものだったのでしょうね。
ましてやマツダスタジアムのあの360℃からの大声援が一切消えてしまったというのは極めて影響が大きかったと思います。
途中から5000人まで、そして収容人数の半分まで、と順次観客を入れるようにはなりましたが、さりとて大きな声を出してはいけないし、当然応援歌とか歌ってはいけないし、ただひたすら拍手とメガホンを打ち鳴らすことしかできないというのでは消化不良もいいところです。
・・・ということで、5位でした!
もう今年はしょうがない。
120試合 52勝56敗12分の勝率.481の5位でした!
てか、大瀬良手術、ノムスケ手術、中崎手術、KJ絶不調で勝ち星ゼロ・・・
こんなんで逆によく借金4つに抑えられたものです・・・。
ルーキー森下君の獅子奮迅の活躍と、遠藤、中村佑、そして塹江、ケムナといった若手投手たちの覚醒が頼もしかったですね。
打つほうでも育成上がりの大盛、そして羽月、宇草といった若手がいい仕事と経験を積みました。
守りでは何といっても菊池。
ついにやってしまいました、セカンドでのフルシーズン無失策という大快挙。手の届く範囲しか守らないというのではなく、まさかそれを取るの!?そしてそれを投げるの!!?? といういつものアクロバット守備をやり遂げての無失策です。もう開いた口が塞がらないレベルの大快挙です!!
・・・ということで、今年はもういいです。なんというかいつものシーズンではなかったので、今年は全部オープン戦だったということにしておきましょう。
さて、それはそうと、私個人の観戦成績なのですが・・・
そもそもしばらく無観客だったりなんやかんやで今年は結局7試合しか生観戦できませんでしたよ・・・
しかもその成績が、まさかの1勝5敗1分け・・・
まさか、ヒーローインタビューを1度しか見ていないという・・・
7月19日 ヤクルト 3−3 △先発・遠藤
8月9日 阪神 1−5 ●先発・遠藤
8月22日 巨人 10−4 〇 先発・大瀬良
8月30日 阪神 3−5 ● 先発・遠藤
9月26日 DeNA 2−6 ● 先発・森下
10月17日 中日 2−5 ● 先発・森下
11月7日 阪神 0−2 ● 先発・中村佑
・・・ひどい・・・( ;∀;)
でも、森下君の生のプレーを2度見ることができたのと、最終戦、石原の引退試合を見ることができたのでまぁ良しとしましょうか。
すでに来年の新戦力としてドラフトでは社会人ナンバー1の栗林をはじめとして即戦力を複数確保。そして新外国人として昨年の3Aのホームラン王、ケビン・クロン、そしてピッチャーとしてネバラスカス、バードといったところを補強しました。
今年の経験を糧に来年はきっと楽しめることでしょう。
だから、コロナ! 早く収まれ!!
10月10日。
待ちに待った納車の日でした。
早速、庄原の備北丘陵公園まで高速走行してきましたけど、いいですねぇ・・・。
乗り心地もいい。エンジン音も静か。足元は少し硬めだけど気になるほどではない。
欠点があるとしたら窓枠がデュアリスよりも高い位置にあるので(ていうか座席の高さがデュアリスよりも低い)、窓越しに腕を伸ばして料金所の自動精算機にお金を入れたりお釣りを取るのにちょっと苦労すること(ETCは付けていないのです)。
あとブレーキの利きが割としっとりしているので急ブレーキを踏まなくてはならないときに間に合うか不安があること。
で、今回初めての高速走行でぜひ試してみたかったのがレーダークルーズコントロール。
前車との車間距離と自車の走行スピードを設定してしまえば、あとはハンドル操作するだけ。足はアクセルから完全に離したままで勝手に減速したりスピードアップします。
私は完全自動運転という機能に関してはまったく信用していません。だけどハンドルは自分で操作しながらもスピードだけは車が自動的にコントロールしているという状況を初めて体験して、思わず「うおおおおおっ!!」っとはしゃいでしまいましたよ・・・。
今回、買い換えレポートとしてざっと購入までの経緯をまとめてきました。
正直言って最初はCX-30でさえあればグレードにはあまりこだわらずに安く抑えようと考えていました。
しかし今回は妻が内装のブラウンに異様に執着したこと。これによって自動的に最上級グレードしか選択肢がなくなりました。
その妻が300万円以内なら当座の財布(生活)は大丈夫、と言ってくれたこと。
そして先代のデュアリス、先々代のアコードワゴンともに12年乗ってきましたが、今回もそれくらいの長い付き合いになると仮定すれば、その時私の年齢はほぼ70歳・・・
となればその時点でわたしに年金以外の収入もなく、当然お高い車などもう買えない。
であれば、今回の車選びに関しては一生に一度くらい、贅沢してもいいのかも・・・と思いました。
CX-30に関しては去年の発売時からその顔とスタイリングに関してはこれまで見た車の中でも最高クラスに惚れていましたから、そんな本当に惚れた娘さんと一緒になれるなんてちょっと夢のようです・・・。
ということで今回の車選びは、本当に私にとって一切の妥協も思い残すことも全くない満足度100%の買い物となりました。
先ほど書いたレーダークルーズコントロール以外にもまだまだ覚えなくてはならない機能は山ほどあります。
車内にやたらと配置されたボタンやスイッチの意味、そしてマツダコネクトのナビ機能やらなんやら・・・覚えなくてはならないことがまだまだ山積みですが、それも含めて新しい相棒と残りの人生を精一杯楽しんでいきたいと思っています。
前から見ても横から見ても後ろから見ても、どこから見てもマジでかっこいいです、CX-30・・・
交渉最終日。
前回、おそらく決裁権者がいなかったことでまともな値引きが出なかったため、この日はディーラーがいったいどんな条件を出してくるのか・・・
私の心の中では前回、頭の3を2にしてほしいと要求した手前、当初提示の323万から299万円を提示されればハンコをつくつもりでいました。
ただもしもこんな状況だったらどうしよう・・・
「・・・ぽっぺけさん、申し訳ない・・・今回はこれで精いっぱいです・・・」とか言って310万とか305万とか中途半端な条件を提示されたりしたらどうしよう・・・
「お話になりませんな!」と机を蹴り上げてさっさと立ち去ろうか・・・
でも正直言って心の中はもうCX-30に完全にのめり込んでいるのです。
この段階でまたあーでもないこーでもないのやり取りを蒸し返すのも正直重い。
だからお願い。
一度で私を満足させて・・・
通されたデスクでふるまわれた飲み物をすすりながら何とも言えない緊張感と共に若い営業マン君を待ちます。
そして待つことしばし、営業マン君もまたそれなりの緊張の面持ちで現れました。
「お待たせしました。この数日、関係各所ともいろいろと協議させていただきました。その結果、こちらの条件を提示させていただきたいと思います」
おもむろに封筒から取り出した見積書が私の前に差し出されました。
「・・・ぉおっ!?」
そこには私の想像を上回る数字が書き込まれていたのです。
2,920,000ー
「今回はどうしてもぽっぺけさんに喜んでもらいたくて。本当はもう少し頑張りたいと思っていたのですが・・・」
努めて表情を冷静に保ちながらも、心の中はぱあっとお花が咲いています。
本当ならここで「もう一声!」と食い下がるべきだったのかもしれませんが、予想を超える提示額を突きつけられてこちらの戦闘態勢はすでに崩壊していました(;^ω^)
とはいえ、そんな露骨に表情に出すわけにもいかず、
「う〜〜〜〜ん・・・確かによく頑張ってくれたんだと思います。念のため確認ですが、この額以外に隠れた諸経費とかはないんですか?」
「そこに提示した金額きっかりのお支払いで結構ですよ!」
「・・・分かりました。
これからマツダさんにお世話になることにしますよ」
「ありがとうございます!」
その後は今後の手続きやら保険の話など。
店長さんも出てきてご挨拶。
マツダ側とすれば9月の決算に間に合わせるためにかなりギリギリのタイミングだったようで、だらだら引き伸ばされても困るので想定を超える値引きで一気の幕引きを狙いたかったのだと思います。創業100周年という記念の年だったことも重なって、こちらからしてもいいタイミングだったのでしょう。
結果から言うとその後の手続きの中で9月中の新車登録が間に合わなかったらしく、9月決算にこの売り上げは計上できなかったようですが、正直こちらはどちらでも構いません。車検の締め切りが9月だと混み合うところ10月になって逆に助かったくらいです。
さぁ、10月10日。ついに待ちに待った納車です。
9月。
中国新聞にはマツダの1面広告がでかでかと掲載されています。
そこには「コロナ禍で苦しくてもマツダは音を上げない。ただし値は下げる(今月末が決算だから)」と書いてあります。
巷ではマツダは値引きに関しては渋ちんだという評価を耳にしますが、これだけ堂々と新聞で値下げ宣言するくらいですから今が攻め時でしょう。
そして私は遅めの夏休み。
マツダの営業マンと初めて真剣勝負に出向きました。
私は「CX-30はやっぱりとてもかっこいい。だけど長く世話になった日産を無下にもできない。キックスの試乗もしてきたけど、これもなかなか魅力があった」というスタンス。
「先日いただいた見積もり。あれはただの定価を並べただけのものですよね。こっちも年々手取りが減っていて厳しい生活を強いられています。正直、あの数値では手が出ませんよ・・・」
「うちも今月決算ですからできるだけ頑張らせていただきたいと思っていますが・・・どれくらいだったら検討していただけそうですか・・・?」
「そうねぇ・・・このたたき台の323万・・・せめて頭の3は2にしたいな・・・」
一応事前にCX-30の想定値下げ額はネットで調べてありました。発売から1年程度が経過して少しこなれてきているとはいえ、比較的人気のある車ということもあって、値下げ額はあまり期待できない。20万も引いてもらえれば御の字・・・というような評価が目に付いていました。
それを踏まえて少し風呂敷広げて300万割れの水準を要求してみた次第です。
「・・・わかりました。一度改めて見積もりを作り直してみます」
そう言って一度裏に消えていった営業マン。
どんな提示されるかな・・・妙な緊張感のまま待つことしばし。
しばらくして戻ってきた営業マンが提示した見積書・・・。
これをを見て一瞬茫然としました。
「318万・・・?」
てか、前回の見積もりで査定ゼロだった下取り価格を5万円程度にしただけで、その他一切値引きゼロのままです・・・
あれれ?これはいったいどういう?
「すいません、今日は決済が取れません・・・次回までにちゃんとしたものを提示しますので、それまでお待ちください」
なんだ、店長いなかったのかな・・・?
ま、それは仕方ないや。
日を改めて来る約束をしてこの日は交渉終了です。
ちなみにこの日の交渉中に判明したことなのですが、決算月だから9月は頑張って値を下げる、その期限は9月末までにハンコを押せばいいものだと思っていたのですが、実はそうではなくて9月末までに新車登録をしなければ決算に間に合わないそうです。そして9月末の新車登録に間に合わせるには12.13日の土日でギリギリなんだそうです・・・。
そしてその9月12日。
最終交渉日となります。
その5へ続く。
先代アコードワゴンからデュアリスに乗り換える際には値下げ交渉についてはそれなりに勉強して、あーでもないこーでもないとディーラー側とのやり取りを楽しんだものでしたが、正直言って12年乗ってあちこちガタガタになった車を高く買い取ってもらうという意識は皆無でした。でも、結果的に値下げの一環としてボロ車を5万円で買い取ってもらって、それで喜んでいました。
今回のデュアリスも12年乗りました。
しかしちょっと待て。
もしかしてディーラーにそのまま無条件で買い取ってもらうよりも、例のビッグなんとかとかに査定してもらったらもう少しいい値が付いたりするのかな・・・?
気になってディーラーに聞いてみたところ、
「そうかもしれませんね・・・」とのお返事。
ネットにも、中古車買い取り業者に査定してもらってその結果をディーラーにぶつけることでさらに値下げ要求につなげる、みたいなテクニックも書いてありました。
一度査定してもらわにゃ・・・。
ということでネットで適当に見繕ったいわゆる「一括査定」っていうものを試してみることに。
現在の車の状況を入力することで提携の複数の業者が大まかな見積もりをすぐに提示してくる、というものです。
ぽちぽちぽちと、デュアリスの年式やら走行距離やらを入力してみます。
そしたら・・・
自分が想定していたのよりもはるかに高い査定結果が表示されたのです。
ただこれはあくまで簡単な数字の入力から導き出されたたたき台。
そしてこのサイトで入力する際に但し書きがあった通り、この結果が出た直後から私のスマホに一斉に着信が入り始めました。
提携の買い取り業者がより精細な査定をさせろ、とセールスを仕掛けてきたのです。
例のビッグモーター、広島市内の聞いたことのない業者、そしてなぜか福岡県のビッグモーター・・・
この日だけで20本くらい電話かかってきましたよ・・・。
こっちは大まかな査定額を知りたかっただけなので、あまりにしつこい電話に出て、「ただのお試しですから!」とごまかすのが大変でした。
とりあえず分かったのは、走行距離が異様に少ないから表面上の査定は高く出ている模様であること。
でも実際に買い取り業者に持って行って、この前パンクしたし、タイヤはつるつるだし、リモコンキーは反応しないしといった現状を見られたらどんどん値切られるんだろうな・・・
でもやっぱり一度本当に見てもらおうかな・・・などと逡巡することしばし・・・。
で、結局はまずこの査定額をネタにディーラー側をゆすろうか、と判断しました。
マツダのディーラーからは最初の試乗の時に担当してくれた若いさわやか営業マンから電話が入り、遊びに来てください!とプッシュされています。
でも、たまに広島に帰って予定のない日がたまたま台風で大変だったりとかでなかなか行けずにいました。
実はその一方で、デュアリスでお世話になった日産ディーラーにも顔を出しています。
ちょうど新発売となった新型車「キックス」の試乗もさせてもらったり・・・。
でも、日産には申し訳ないけれど今回はマツダをゆするための既成事実作りが主目的。
マツダ側には私がまだ日産との綱引き状態であることを認識してもらわなくてはなりませんから・・・。
そうこうしているうちにようやくマツダの若い営業マンとの日程が合って、2度目の面会することとなりました。
その4へ続く